top of page

■あらすじ■

仕事で大失敗をしてしまい、公園でたそがれていた加地さん。

そこへ一人の少女が現れ声をかける。

 

「お兄さん、写真撮ってもいいですか?」

こんなときに、変な子だなと思いながらもヤケになっていた加地さんは承諾。

「お兄さん、死んだらだめですよ。写真がお蔵入りになったら困りますから」

「ありがt……って写真のためかよ!!」

加地さんは去っていく少女の背中を涙目で見送りながら、しかし、人と話したからか少し心が解れていることに気がついた。

変わり者の少女との一期一会に感謝し、明日もがんばろう、と頬を叩くのであった。

数日後、同級生に誘われ母校の高校を訪れた加地さん。そこで見覚えのある少女を発見する。

「あっ! 君はあのときの!」

二人のかけがえのないありふれた日常が幕を開けた瞬間だった。

since 2017.1.15  Copyright (C) Ichi Hanamori All rights reserved.

bottom of page