
■あらすじ■
人と精霊、そしてその間に生まれた子等「フルモスティア人」。自然豊かな星エスト・プラネタで、数々の命が支え合いながら暮らしていた。
フルモスティアの少女アリアは、小さな村で剣技の道場を営む両親と幼い弟妹、幼馴染のウォルターらと慎ましくも幸せな日々を過ごしていた。
しかし、10歳のある日、フルモスティア人を狙う組織によって突如村が襲撃を受け、平穏な日常は一変。
家族と故郷、何もかもを失ったアリアは、生き残った幼馴染ウォルターや他の同胞たちと共に収容所へ送られ、人ではなく兵器として扱われる閉ざされた生活を余儀なくされた。
苦しい毎日を過ごす中、17歳のある日、ウォルターや外部の精霊たちが監視の隙を見抜き、アリアは彼らと協力し収容所を脱出。遺った同胞たちや精霊たちと小さな里を作り、身を潜めて暮らすようになった。
あれから3年。
フルモスティア人の立場は世界中で悪化の一途を辿っており、里の外の同胞たちの嘆きを聞き続けたウォルターは、いよいよ堪え切れず再び剣を手に取る。
しかしアリアには迷いがあった。これ以上失わせるために剣を振るうのは嫌だった。アリアは彼の要請を断り、里を守ることを選んだ。
翌日、ウォルターは仲間たちと共に里から姿を消した。彼らを止められなかったと自分を責めるアリアの元に、数日後、一人の同胞が必死の形相で駆け込んでくる。仲間たちが危機に瀕したという。居場所を聞いたアリアは幼馴染らを助け連れ戻すため、今一度だけと剣を手に取り、旅に出たのだった。
私利私欲のためフルモスティア人を利用する世界と、同胞を救うため黒にも染まるウォルター。奪い合う二つの勢力の間に立つこととなったアリアと仲間たち。
大切なものを守るために、何を成すべきか。何が出来るのか。未来の子供たちに、どんな世界を残せるか。
命をつなぐ、宿命の物語が動き出す。